2021.10.1
活動報告
9月6日(月)、中経連は総合政策会議において、(株)NTTドコモ執行役員東海支社長の高木克之氏を講師に迎え、「5G時代の新たな価値創造」と題する講演会を開催した。
高木氏は、5Gの活用事例を紹介するとともに、5G・6Gの役割や提供する価値などについて説明した。5Gの活用事例として、自動運転や遠隔診療、オリンピックなどのプロジェクトを紹介し、通信量増加への対応や、新たなビジネスの創造や社会問題の解決には、高速大容量・低遅延などの特性を持つ5Gが必要不可欠であることを述べた。
また、社会の変化とテクノロジーの進化でDXが加速する中、5G・6Gがその基盤となり、地球温暖化や感染症対策などの社会問題の解決と経済発展の両立に貢献していく事を説明した。
最後に、2030年頃の6G時代に向けて、超高速大容量、低コストで自由な通信、高度なセキュリティなど、6つの要求条件を定めて検討を進めていることを述べ締めくくった。