中経連は、Meet up Chubu（※１）（主催：中部経済産業局)と共同で、Map-ＮＡＧＯＹＡ(※２)を名古屋市内で開催し、オンラインを含む285名が参加した。はじめに、「次世代モビリティ」に関する中経連の活動およびＭap-ＮＡＧＯＹＡの主旨や目的などを説明した。続いて、大学・研究機関の関係者４名を迎え、次世代モビリティ産業に資する研究について紹介したほか、質疑応答では活発な議論が交わされた。イベント後のネットワーキングでは異業種間の交流が盛んに行われ、盛況を博した。次回は、2025年の年初に「空モビリティ」をテーマにMeet up Chubuと共同開催する予定。

＜プログラム内容＞
・「LiDAR SLAM、Localizationの応用可能性」
国立大学法人東海国立大学機構　名古屋大学　未来社会創造機構
モビリティ社会研究所　特任准教授　赤井 直紀　氏
・「移動体・産業機械における知能化モータドライブの紹介」
学校法人中部大学　工学部　ロボット理工学科
講師　河村 尚輝　氏
・「Ｖ２Ｘ通信における安全性と接続性を確保するオーバレイネットワーク技術」
名城大学　情報工学部　情報工学科　准教授　鈴木 秀和　氏
・「エアロゾルデポジションによる緻密質セラミックス膜の常温形成技術」
一般財団法人ファインセラミックスセンター　材料技術研究所
上級研究員　田中 誠　氏

※１：共同研究や新事業展開に向けた連携パートナーを探索するためのオープンイノベーションプラットフォーム。2022年８月に設立。
※２：モビリティアクセスポイントナゴヤの略。モビリティ関係の新技術や研究テーマを広く発信し、産学官連携に向けたマッチングを促すことを目的としたプロジェクト。2022年1麻雀 ゲーム フラッシュに設立。