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1月10()、中経連は、中部経営者協会、名古屋商工会議所、中部経済同友会とともに、新年恒例の「経済4団体新春賀詞交歓会」を名古屋市内にて開催し、約800名が出席した。

主催4団体を代表し、清水中部経営者協会会長が新年の挨拶を述べ、大村愛知県知事の祝辞、河村名古屋市長による乾杯の後、出席者一同で新年を祝った。

これに先立ち、4団体代表者の記者会見を行った。

【経済4団体代表記者会見(豊田会長挨拶)】

・米国発、欧州発の変化のうねりは、政治・経済の両面において訪れている。我々を取り巻く環境が激変する中、中部圏の真の創生に向け、中経連の活動を新たに定める時が来たと考えている。今年4月スタートの新事業年度に向けて、昨年末より議論を重ねているが、本日は2つの重点分野について特にお話ししたい。

・1つ目は「地域産業の活性化」である。各地の地場産業やサービス産業の活性化を目指し、これまで以上に、各地域の会員の皆様と連携を深め、地域の生の声を聞き、地域と一緒になって、問題の解決にあたりたいと考えている。地域経済の活性化策について、昨年まとめた提言に対しては、各方面から前向きな反応をいただいている。これを実践に移し、一つひとつ実績を積み上げてまいりたい。

2つ目は、「イノベーション力の強化」である。イノベーションを生むため、異分野融合の環境整備を行う必要性については、昨年10月に開催した「中部産業振興協議会」の場において、産学官トップの意見の一致を確認した。今年は具体的な活動に移行したいと考えている。従来のものづくりの領域にとらわれず、枠組みを超えて、日本独自の優位性ある製品・ビジネスモデルを生み出すことが大変重要である。当地域が得意とするものづくりに、新たなソフトやサービスを組み合わせることで、新しい価値が創造される。そうした動きを促進するための環境整備を支援してまいりたい。

・また、「観光振興」、「国際化」についても、重要テーマとして活動を強化していく考えである。「観光」については、マーケティング機能を強化し、アジアに加え欧米もターゲットに、昇龍道ブランドの確立を目指していく。「国際化」については、各方面との交流活動を展開し、海外ビジネスフリー 麻雀の収集や、海外との取引・進出を支援していく。

・いずれの取り組みも、一朝一夕に成果があがるものではないが、「まず声をあげる」「とにかく動く」を基本姿勢とし、それぞれの活動を着実に進め、中部経済の持続的発展につながる一年にしたい。

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