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東海地方経済懇談会(2/8)報告

中経連は2月8日()、名古屋市内にて、日本経済団体連合会、東海商工会議所連合会との共催により「東海地方経済懇談会」を、「GDP600兆円経済への確固たる道筋をつける」をテーマに開催し、榊原経団連会長、豊田中経連会長、山本東海連会長をはじめ主催団体を含め総勢約300名が参加した。

なお、懇談会の翌日午前、経団連の皆様には、トヨタ自動車 元町工場LFA工房(愛知県豊田市)をご視察いただいた。

豊田会長および榊原会長の挨拶に続き、下記の2つのテーマについて懇談を行った。

まず、テーマ1「活力ある地域づくり」について、東海側から問題提起(①地域資源を活用した地域活性化に向けた取組み、②伊勢志摩サミット開催後に係る三重県における観光推進、③新中部圏の創生)を行い、経団連側から中部圏の地域づくり、まちづくり人口減少対策観光振興、プレミアムフライデーについて発言があった。

続いて、テーマ2「産業競争力の強化」について、東海側から問題提起(①次世代産業育成に向けた取組み、②モノづくりによる地方創生、人材育成、③イノベーションの創出)を行い、経団連側から競争力強化、新産業育成、Society 5.0・産学官連携経営労働政策特別委員会報告について発言があった。

中経連からは、水野副会長が「新中部圏の創生」について発言を行い、昨年2月に取りまとめた提言書の3本柱〔①定住人口減少を抑制し、交流・滞留人口を増やす、②スーパーメガリージョンの重要な一角を担う、③各地域の経済的自立性を高め、連携を深める〕に関する具体的方策について述べるとともに、本年2月6日に取りまとめた提言「サービス産業の生産性向上」を紹介した。また、佐々木副会長が「イノベーションの創出」について発言を行い、中部産業振興協議会の活動実績等について述べるとともに、経団連のSociety 5.0の実現に向けた取り組みに関心をもっていること、本年4月よりイノベーション委員会を新規に立ち上げて活動を開始することを紹介した。

最後に、古賀経団連副会長が議論を振り返ってのコメント、山本東海連会長が閉会挨拶を述べ、終了した。

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                     会場風景

 

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                  榊原経団連会長

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                  豊田中経連会長

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