2017.6.19
活動報告
東海・北陸・信州9県の官民が連携して観光地経営に取り組む「(一社)中央日本総合観光機構」が発足し、5月26日(金)、名古屋城本丸御殿の玄関一之間・二之間にて会員総会・お披露目式が開催された。行政、民間、関係団体等から約110名が出席した。
(一社)中央日本総合観光機構(以下、機構)は、昇龍道プロジェクトの事務局をはじめ9県による広域観光振興に取り組んできた中部広域観光推進協議会を発展的に改組(同協議会は同日付で解散)したDMO法人である。
会員総会では、理事・監事の選任が議決され、会長(最高経営責任者CEO)に豊田中経連会長、副会長に久和北経連会長、最高執行責任者COOに英国政府観光庁の日本・韓国代表を務めたアシュリー・ハーヴィー氏が就いた。また、欧米メディアとの関係構築を目的とした現地でのセミナー開催や、デジタルチャネルを活用した平和 麻雀発信の強化等、平成29年度の事業計画が承認された。
引き続き開催されたお披露目式において、豊田会長は「欧米、アジア、国内でバランスの取れた誘客を図っていく。9県が一つにまとまり、『中央日本・セントラルジャパン』を世界に通じる観光ブランドに育てていきたい」と抱負を述べるとともに「魅力ある観光資源はまだ沢山眠っている。皆様と一緒になって発掘し、磨き上げていきたい」と会員への協力を呼びかけた。
また、ハーヴィーCOOからは、観光関連事業者等ステークホルダーとのパートナーシップ強化をはじめとする機構のビジョンや活動の方向性に関するプレゼンテーションが行われた。その他、同機構の成功・発展を願い、大村愛知県知事、河村名古屋市長をはじめ多数の来賓による祝辞や、女義太夫や日本舞踊のパフォーマンスも実施された。
総会・お披露目式の終了後には、名古屋城天守閣前の広場にて懇親会が開催され、機構の発足を祝して鏡開きが行われた。
(HP掲載:平成29年6月5日)