2018.8.2
活動報告
中経連は7月20日(金)、名古屋商工会議所と合同で、ウッタマ・サーワナヨン工業大臣、コブサック・プートラクン首相府付き大臣をはじめとするタイ王国閣僚との昼食懇談会を名古屋市内にて開催した。中経連からは水野副会長、大井常任政策議員(豊田通商(株)取締役副社長執行役員)をはじめ4名、名商からは山本会頭をはじめ4名が参加した。
水野副会長は、「中経連では2014年から2016年にかけて、バンコク伊勢丹にて中部圏の食と観光資源のPRのため物産観光展を開催した。また、中部国際空港におけるタイからの入国者数は2014年の4.1万人から2017年には5.5万人と35%伸びている。加えて、7月からタイ国際航空の中部国際空港-バンコク線が1日1便から2便へ増便されるなど、今後のインバウンド効果に期待をしている。中経連としては、今後もタイと深い関係を築き、両国の経済発展に貢献して行きたい」と述べた。
ウッタマ工業大臣は、「今回の来日は、中部圏を含む日本とタイの経済連携を一層深めるのに良いタイミングだと考えている。現在、タイに進出する日系企業は約7,000社に及んでいる。長期的なパートナーシップ形成には、民間企業に対する海外進出支援が必要だと日本の企業代表者や政府要人と意見を交わしてきた。企業進出をはじめ、今後も経済協力の深化と拡大を図り、Win-Winの関係を保ちつつ、ともに発展していきたい」と述べた。
続いて、中経連および名商の参加者より自社の事業などについて紹介が行われた後、タイ王国閣僚との意見交換を行った。
ウッタマ工業大臣(左から6人目)
コブサック首相府付き大臣(左から5人目)